点形別国際点字辞典




{023-456}
用法 用例

欧米語一般/英語

 フランス語・イタリア語において、アルファベット"ù"(大文字環境では"Ù")を表す。
 スペイン語・ポルトガル語において、アルファベット"ú"(大文字環境では"Ú")を表す。
 [*] アルファベット"u"は{103-006}で表す。

(用例省略)

ドイツ語

 グレード1略字として略字"st"(大文字環境では"St"、または"ST")を表す。
 グレード2略字として略語"ist"(大文字環境では"Ist"、または"IST")を表す。
 [*] アルファベット"s"・"t"は、単独ではそれぞれ{023-400}{023-450}で表す。

(用例省略)

チェコ語

 アルファベット"ů"(大文字環境では"Ů")を表す。
 [*] アルファベット"u"は{103-006}で表す。

(用例省略)

ハンガリー語

 アルファベット"ű"(大文字環境では"Ű")を表す。
 [*] アルファベット"u"は{103-006}で表す。

(用例省略)

北米点字コード(NABCC)

 ASCIIコード29h(")")に対応する。

(用例省略)

ロシア語

 キリル文字"ь"(ミャヒキズナーク・軟音記号)を表す。
 [*] セルビア語の"љ"・"њ"は、それぞれ{120-006}{120-406}で表す。

・● ●・ ●・ ・● ●・ ●・ ・● 
●・ ●・ ・● ●● ・・ ●● ●● 
●・ ●・ ●・ ・● ・・ ●・ ●● 
словарь(辞典)

アラビア語

 アラビア文字"ط"(ター・tt)を表す。

・● ・・ ●・ ●・ ●・ ●・ 
●● ●・ ・・ ●・ ・● ●・ 
●● ・・ ・・ ●・ ・・ ・・ 
طَالِب(学生)

インド・バラティー点字

 捲舌無声無気破裂音[t']を表す。{000-400}が先行せず、かつ母音字が後続しない場合は、音節[t'a]を表す。
 ヒンディー語ではデーヴァナーガリー文字「ट」を表す。
 ベンガル語ではベンガル文字「ট」を表す。
 パンジャブ語ではグルムキー文字「ਟ」を表す。
 グジャラート語ではグジャラート文字「ટ」を表す。
 オリヤー語ではオリヤー文字「ଟ」を表す。
 タミル語ではタミル文字「ட」を表す。
 テルグ語ではテルグ文字「ట」を表す。
 カナラ語ではカナラ文字「ಟ」を表す。
 マラヤラム語ではマラヤラム文字「ട」を表す。
 [*] 捲舌無声有気破裂音[t'h]は{020-456}で表す。
 [*] 捲舌有声無気破裂音[d']は{120-406}で表す。
 [*] 歯舌無声無気破裂音[t]は{023-450}で表す。

(用例省略)

タイ語

 タイ文字"ท"(トータハーン・th)を表す。ただし、{000-006}{003-006}{003-056}が先行した場合は、協同してそれぞれ"ฑ"(トーモントー・th)・"ฒ"(トープータウ・th)・"ธ"(トートン・th)を表す。

(用例省略)

日本標準点字

 日本標準点字、および漢点字・6点漢字テキストの漢字を表さない部分において、かな文字「も/モ」を表す。
 {XX3-X56}の部分で子音"m"を含む文字であることを表し、{02X-4XX}の部分で母音"o"を含む文字であることを表す。
 拗音符{000-400}が先行した場合、協同して拗音「みょ」を表す。

(用例省略)

漢点字

 1マス漢字として「門」を表す。
 門構。2〜3マス漢字の1マス目において、「門」が含まれていることを主として表す。その他、「勹」「匚」「气」が含まれていることを表すこともある。

●・ ・● ●● 
・● ●・ ・● 
・● ●・ ●● 
・・ ●・ ●● 
入門

韓国語

 略字としてハングル「언」(eon)を表す。

(用例省略)

中国語(大陸方式)

 母音部"üe"(頭子音が先行しない場合は単独で"yue")を表す。

●・ ・● ・・ ●● ・・ 
●● ●● ●・ ●・ ●・ 
・・ ●● ・・ ●● ●・ 
学院(単科大学)

中国語(台湾方式)

 母音部「ㄧㄚ」(ia)を表す。

(用例省略)

点字楽譜

 全音符、または16分音符のシを表す。
 {XX3-XX6}の部分で全音符(または16分音符)であることを表し、{02X-45X}の部分で音程がシであることを表す。

(用例省略)

(凡例)

 左欄では、このページで用法・用例を解説する点形を表示しています。この点形の各点をクリックすると、その点が実点の場合は虚点に、虚点の場合は実点にその点を転換した点形の点字を解説するページが表示されます。
 中欄(用法欄)では、左欄で示された点形の各言語・分野での用法を解説しています。この欄では点形を"{123-456}"の形式で表記し、"1"〜"6"はその点が実点であること、"0"はその点が虚点であること、"X"はその点が実点・虚点の両方の可能性があることを表しています。その文字列をクリックすると、その点形の点字を解説するページが表示されます("X"は"0"とみなします)。
 右欄(用例欄)では、中欄で示された各用法の実例を例示しています。このページで解説している点形の点字は赤く表示されます。その他の点字をクリックすると、その点形の点字を解説するページが表示されます。


BACK